Vリーグ観戦レビュー・フルセットの好ゲーム!JTvsサントリー

JTサンダースを応援しつつ、V1リーグを現地orDAZN観戦で楽しんでいる元セッターもナキです♪

昨日サンダーズは、ファーストLegではストレート負けを喫した王者パナソニックパンサーズに3-1で勝利しました!

今日はいよいよ、現在首位のサントリーサンバーズ戦!

会場のパナソニックアリーナは同じ府内なので飛んで行きたいところですが、風邪のためおとなしくDAZNでの観戦です。

個人的な見どころ

最近は好・不調の波が激しいJTサンダーズ。

昨日はパナソニックパンサーズに勝ちましたが、果たしてその強さは本物なのか?

開幕から数戦の頃の強さを今こそ見せて欲しい!

そして高いブロックが売りのJTは、ムセルスキー対策をどうしてくるのか?

守備ではブロックが光るJTですが、井上選手や山本選手などレシーブ巧者のディグが見たい!

スターティングメンバー

☆サントリーサンバーズのスタメン

栗山→星谷→ムセルスキー・ドミトリー→藤中謙也→鈴木寛史→大宅真樹
リベロ:鶴田大樹

★JTサンダーズのスタメン

→18山本将平→4安永拓弥→3深津旭弘→16劉力賓→2小野寺太志→6トーマス・パトリック・エドガー
リベロ:10井上航

(敬称略・サーブオーダー順)

第1セット

その距離、その体勢から!?というムセルスキー選手の強打と、藤中の上手さがニクいブロックアウト。

サントリーのらしさあふれるプレーが出る冒頭です。

対するJT、昨日は序盤にスパイクで苦しんだエドガー選手ですが、今日は大丈夫のもよう。二段トスを決め切る姿には頼もしさが戻っています。

劉選手も相変わらずオープントスをきっちり決めてきます。

ムセルスキー選手をさっそく止め7-5としたのは、さすがJTブロックでした。

山本将平選手のサービスエースで12-8となると、サントリーが先にタイムアウトを要求。

彼のサーブは昨日ミスになることが多かったですが、今日はよくサーブが走っていて、もう1本のエースを含む5連続得点!

16-9とリードしてテクニカルタイムアウトを迎えます。

その後はムセルスキー選手のサービスが出るも、劉選手がすぐに切って18-11。

藤中選手を劉選手がブロック!で19-11と点差を広げます。

山本選手のバックアタックも久しぶりにスカッと決まりましたね。

ラリーも制し、第1セットはJTが25-16で勝利しました。

サントリーは中盤に二枚替えをするなど早めの対策をしてきましたが、JTの守備が上回った印象。

強いJTが帰って来た!と嬉しいセット内容でした。

第2セット

2セット目深津選手が強打をよく拾いますが、栗山選手のパイプ攻撃が鮮やかに決まるなど、8-6とサントリーがリードしてテクニカルタイムアウト。

序盤ではサービスエースをとられた後にCクイックに持って行った深津選手のトスが好きでした。

山本選手のディグからエドガー選手がブロックアウトでもぎ取った1点も大きかった!

中盤はシーソーゲーム。

劉選手のアタックへのジャッジが微妙で、ライン判定のチャレンジが。

非常に際どい場所に落ちていましたが、インの判定。

アウトだろうと荻野監督が猛抗議。警告を与えられる場面がありました…

ただ、コート内の選手のほうは上手く切り替えていたのが印象的でした。

サントリー選手はなかなか紳士ですね。

その後は星谷選手のクイックを安永選手一枚でブロックしたのも大きかった!

しかも続けて栗山選手のライト攻撃を、今度は山本選手が一枚でシャットアウト!!

先にJTが20点に乗せます。

しかし安永選手のクイックを読まれ今度は被ブロック。

JTは大事な終盤で連続サーブミスが出たのは痛かった…

結局このセットは29-27でサントリーが制します。

それにしても、序盤から終盤まで、終始競るエキサイティングな展開でした。

第3セット

第3セットは先のセットで鈴木選手に代わっていた小野選手をそのまま起用。

ムセルスキー選手が高さと器用さで本領発揮の序盤です。

一方JTはいいレシーブや繋ぎが出て、エドガー&劉選手が決めるというこれまた良い展開。

最初のテクニカルタイムアウト時は8-6でJTリードがします。

それにしてもこのセット、井上選手のディグ、そして何より位置取りに目を見張るものがありました。

それが彼の技術なのですが、今日は特に結果に出ていたと思います。

ムセルスキー選手の強打を深津選手が上げ、エドガー選手が決めた14点目もアツかった!

二回目のテクニカルタイムアウトも16-12とリードしたまま。

しかし中盤以降、サーブやスパイクのミスが出たり大事なリバウンドをとりこぼす場面もあり、17-15と追い上げられます。

ここでエドガー選手を塩田選手がブロックし1点差に詰め寄ると、JTはタイムアウトを要求。

TO明け、今度はムセルスキー選手を劉選手がブロック!

次は文句なしに決められますが、山本選手が切り返す。

昨日・今日の山本選手は切りたい時に実に頼もしい。

さらに劉選手のサービスエース、塩田選手のクイックを小野寺選手一枚でシャット、とJTは4連続ポイント!

その後はムセルスキー選手に苦戦しますが、藤中選手を安永選手がブロックした24点目が決定打となり、JTが第3セットを25-22で奪取しました。

それにしても井上選手のレシーブと繋ぎが素晴らしかったなあ。

第4セット

サントリーは藤中選手に代わり米山達也選手がスタメン出場。

藤中選手は崩れるということのない選手なので、交代自体が珍しいですね(この試合も崩れたわけではなく、拾われる回数が多かった)。

さてセットは冒頭、両チームがバタバタするラリーでムセルスキー選手をエドガー選手がブロック!

しかしその分はサービスエースで取り返すムセルスキー選手、しかし次は1本で切るJT、と競る展開に。

栗山選手を止め8-8と追いついた劉選手のブロックはきれいでしたね~。

しかも続けてもう1本鮮やかにストレートを止めました!!

サーブを受ける側に回っても1本で確実に切る場面が多いし、さらにこのセット、劉選手の二段トスからエドガーが決める場面が何本かあり、そのトスが上手い!

本当に打ちやすそうなトスを丁寧に上げていますよね。

サントリーはムセルスキー選手が問答無用のスパイクを打ち込む場面がふえ、16-14とサントリーのリードで二度目のテクニカルタイムアウト。

ここでサントリーが藤中選手を戻すと、ワンタッチを狙ったらしいプレーで活躍します。

2点差以内でサイドアウトをくり返す展開でしたが、このセット、25-23でサントリーが取り返しました。

サントリーの勝因は、途中から入ったセンター陣・塩田&小野選手のキレッキレの活躍に尽きると思います!

第5セット

小野選手の速攻やムセルスキー選手のサービスエースなどで序盤から3点以上サントリーがリードを保ち、コートチェンジは8-4のダブルスコアで迎えます。

15点マッチをここからひっくり返すのは容易ではありませんが、どんなプレーを見せてくれるのか?

奮起に期待するも、11-5で劉選手が脚を痛め退場するアクシデント。

あらゆるプレーの中心選手だけに、とても心配です…

しかもこの直前、山本→武智選手に交代したばかりだったので、劉選手のところには吉岡選手が入り、一気にレフトが2枚とも代わってしまった形になります。

よくレフト攻撃にブロックに良い働きをしていた二人だっただけに、チームの様相の変化が心配な場面です。

ムセルスキー選手がエドガー選手をシャットして13-7となったところで、勝敗の行方ははっきり見えた気がします。

ここでエドガー選手に代わり八子選手を投入。

しかし活躍の場がないまま、最後は小野寺選手のサーブミスで15-9サントリーサンバーズがJTサンダーズに勝利しました。

まとめ

JTファンとしては悔しさが残りますが、一つのゲームとして、これはいい試合だったと思います。

お金を時間をかけて会場に足を運んで見るならこういう試合がいい!と思う内容でした。

個人的には山本選手の攻撃面でのキレが戻ってきたのが嬉しいです。

さて年内はこれでV1リーグの試合終了。

来週は天皇杯の二回戦です。

年内最後の試合をぜひ納得のいくかたちで締めてほしいと思います。