V1リーグもいよいよ3レグですね!
JTサンダーズファンでこのブログの管理人・ナキでございます。
現在3位のJTは、年末の天皇杯を制して絶好調!!
そして今日は3位、4位の直接対決!
果たして今後、JTは優勝争いに絡んでいけるのか!?
未来を占う大事な一戦です。
それでは1月26日、東京・大田区総合体育館で行われた豊田合成トレフェルサ対JTサンダーズ戦の感想ブログです。
スターティングメンバー
☆豊田合成トレフェルサのスタメン
15イゴール・オムルチェン→12高松卓矢→11傳田亮太→5内山正平→23勝岡将斗→6近裕崇
リベロ:10古賀幸一郎
★JTサンダーズのスタメン
3深津旭弘→16劉力賓→2小野寺太志→6トーマス・パトリック・エドガー→18山本将平→4安永拓弥
リベロ:10井上航
(敬称略・サーブオーダー順)
第1セット
エドガー&イゴール選手、両外国人オポジットの強打で幕を開けたこの試合。
序盤はサイドアウトをくり返すシーソーゲームです。
5点目を取った高松選手のスパイク、久しぶりに浮くようなジャンプからの綺麗なスパイクを見た気がします。
痛めていた背中と腰が治ったそうで、今日は期待できると思っていたら、7点目を取ったのも高松選手のブロック!エドガー選手をドンピシャで止めました。
次の1本もJTはエドガー選手に上げましたが、今度は傳田選手が一枚でブロック!
5-8で豊田合成3点リードでテクニカルタイムアウトを迎えます。
TO明け、内山選手は傳田選手を積極的に使い、気持ちよく切っていきます。
10-12の時のラリーは見応えある攻防で、決めたのはミドル安永選手。
イゴール選手が強烈なアタックにサービスエースに大車輪の活躍で、13-16と変わらぬ点差のまま二回目のテクニカルタイムアウトへ。
このまま合成に逃げ切られるのか?
大事な中盤、小野寺選手がイゴール選手を止めると、深津選手がサービスエース!
このプレーでJTは流れを呼び込み追いつきます。
深津選手の3本連続レシーブ(強打・強打・フェイント)を最後、山本選手が決めてくれたプレーは嬉しかった!
すると合成にコンビミスが出て20-17、いつの間にか点差をひっくり返していました。
終盤は合成の両ミドル・傳田&近選手がキレのある活躍を見せるも、山本選手のサービスエースなどで25-22とセットを先取!
ブロック&サーブで流れをグッと引き寄せたJTがそのまま逃げ切りました。
第2セット
JTは深津選手の好ディグからエドガー選手の強打でスタート。
小野寺選手のコーナーへのサービスエースは素晴らしいコースでしたね~。ノータッチでした。
両チームにミスがあってバタバタもするのですが、最初に8点目を取ったのはJT。8-6と2点差でのテクニカルタイムアウトでした。
9点目の劉選手のパイプはスカッとする攻撃だったなあ!
ここから深津選手が勝岡選手をブロックすると、今度は劉選手がイゴール選手をシャットアウト!連続ブロックで12-10とします。
しかし合成も主導権を渡さず、1点差で二回目のテクニカルタイムアウトへ。
16-16でのラリーは見応えありましたが、イゴール選手がブロックアウトを勝ち取りました。
そろそろ勝敗を左右するプレーが出そうなところで、エドガー選手が勝岡選手をシャットアウト!
間髪入れずにイゴール選手を小野寺選手がドンピシャブロックー!!
20-18と抜け出し、合成は立て続けにタイムアウトをとる羽目に。
近選手がブロック、そしてラリー中の後ろからくるクイックを鮮やかに決めて22-21。
今度はJTがタイムアウトをとらされます。
が、明けて1本目。この大事なところで山本選手がいいスパイクを決めて23点目。
25点目も彼のポイントで、難しい二段トスをキレッキレのスパイクで決めてくれました。
というわけで、25-23でJTがセットを連取です!
第3セット
今日もブロック好調な小野寺選手のクイック、そして安永選手のブロックで2連続得点と軽やかな出だし。
井上選手のナイスブロックカバーからエドガー選手が強打を決めて5-1、JTが走ります。
一方合成はサーブレシーブが乱れ、イゴール選手が決まらなくなり、セッター内山選手に代え、前田選手を投入します。
7点目の劉選手のバックアタック、実況アナウンサーが「劉が来た!」と表現しましたが、まさにそんな出現の仕方でした。
8点目をとったエドガー選手へのトスなど、今日も深津選手のトスは素晴らしいですね!
さてテクニカルタイムアウト明けは怒濤の展開。
小野寺選手がイゴール選手を止めると、合成は椿山選手にメンバーチェンジ。
流れを変えたい合成ですが、高松選手をエドガー選手が一枚で止め、JTが止まらない!
これ以上離されたくない合成は、高松選手を山田選手に交代します。
しかしまたも!小野寺選手のブロックで12-5と離しにかかります。
12-7で古賀選手のスーパーレシーブが出ますが、決めたのはJT。
さらに山本選手が椿山選手を完全シャットアウトで14-7、あっという間にダブルスコアです。
小野寺選手のクイック、劉選手の速い攻撃など、深津選手はJTアタッカー陣を縦横無尽に活躍させ、さぞ気持ちいいだろうという見事なバレー。
その後、合成はミスが多く、覇気が感じられません。選手一人一人の力はあるのに、発揮されていない感がすごい。
19-9で安永選手の脚がつるアクシデントがありましたが、大事に至らなくて良かったです。
終盤も危なげなく各アタッカーが躍動、25-13でこのセットもJTが取りました!
まとめ
今季の開幕時、劉選手を迎えたチームには、ものすごく強いチームになる予感がありました。
いったん失速し観るに堪えない試合もありましたが、ここに来てようやくJTというチームが成熟してきたと感じます。
つまり、強さが本物になった!
あとは上位2チームとどんな戦いを繰り広げるか?
ぜひ昨年の順位を超えて欲しいと思います!