ハイキュー!!の日に私的バレー人生の「ハーケン」を振り返る!

ハイキュー!!の日、すなわち8月19生まれの管理人・ナキです!

2018年ハイキュー!!の日に何を書こうか迷いましたが、ずっと『ハイキュー!!』32巻のサブタイトルである「ハーケン」という言葉が心に残ってまして。

レシーブが下手だった主人公・日向が、日々の練習や試合、合宿での球拾いを通して強打を上げてみせた第281話のタイトルですね。

この1本は作中においてこんな風に語られます。

…練習・試合
長く・そして多分苦しい事の方が多い時間の中で
ごく稀にこういう1本がある

思い出すだけで心が奮い立つような
自信が蘇るような

大きく険しい山を登る途中に
足掛かりとなってくれるような1本

それは奇蹟などではなく
100本に1本
1000本に1本であれ
摑みに行って摑む1本

稀に摑むそういう1本を紡いで
上へ上へと登って行く

これはバレーボールに限らず、何か一つのことをやり続けたことのある方には、大いに共感できるモノローグだと思います。

この巻を読んだ時、私もやはりいくつかの場面における”ハーケン”について考えました。

そこで今年のハイキュー!!の日は、私的バレー人生のハーケンを振り返りたいと思います。

が、その前に。

私のバレー歴は中学~大学で、高校時代は女子部がなく男バレマネだったこともあり、記憶のほとんどは中学時代に集中しています。

ものすごく練習がキツイ部活だったせいもあるかもしれません。

そして私のポジションはセッターでした。

大学ではリベロ的なこともしていたし、実際はリベロの方が向いていたと思います。

そんな私の最大のハーケン、それは一つのブロックポイントだったのです。

小柄なセッターである私の最大の”ハーケン”

セッターは攻撃の要ですが、試合中に直接ポイントを獲ることはあまりありません。

ツーアタックを除くとサーブとブロックが得点のチャンスです。

私は150cm代とチームで一番小柄だったので、ブロックは弱点でした。

ジャンプ力はある方ですが、15cm以上背の高い相手が同じくらい跳んだら、やはり手は届きません。

だから試合はおろか練習中でも、相手の渾身のスパイクを綺麗にシャットアウトしたことはありませんでした。

そんな私がスタメンとして初めて試合に出た時のこと。

対戦相手は173cmのエースを要し、周囲には私たちより格上と思われていたはずです。

私は前衛ライトからのスタートで、マッチアップしたのはその背の高いエースでした。

うちのサーブから試合が始まり、相手チームからの強烈な攻撃。

高さでは敵わないので、タイミングだけは合わせようと跳んだつもりです。

ボールは私の手に思い切り当たったものの、私はその行方を一瞬見失ってしまいました。

それで「ワンチ!」と叫んで振り返ると、チームメイトがワッと駆け寄ってくるではありませんか。

な、何事?と思うほど皆テンションが上がっています。

キャプテンが真っ先に抱き付いてきて

「ナイスシャットー!!!」

そうです、相手エースの最初の1本を、私がドシャットしていたのです。

人生で初めてのブロックポイントでした。

その1本が”ハーケン”たりえた理由

この1本が、なぜ私の”ハーケン”となったのか?

私はセッターですから、相手ブロックを振った時、ラリー中のきつい場面でクイックが決まった時、アイコンタクトだけでコンビが使えた時、etc.

いくらでも「気持ちの良い」トスアップはありましたし、サーブでは何度もエースを獲っていました。

ではなぜ、これらよりもそのブロックポイントが自分にとって重要だったのか?

それはやはり、チームメイトの喜び方がとても印象的だったからです。

振り返った瞬間に飛び込んできた仲間の笑顔が、今でも瞼に焼き付いています。

小柄な自分が挙げたブロックポイントを、自分以上に喜んでくれる存在。

とても、とても嬉しかったし、誇らしかった。

苦しい練習に耐えることでこれが見られるのか、とようやく納得がいったような。

このブロックポイント以外のハーケンを振り返ってみるに、絶望的なマッチポイントをひっくり返したフライングレシーブや、ピンチレシーバーで入るや強打を3本連続上げたディグなど、本職のトスとはちがうところなのが不思議です。

たとえば仕事や趣味の世界における私的ハーケンは、自分の努力と結果に直結したものなのに。

でも自分にとって「バレーボール=部活動」である限り、自分自身の納得のいくプレーより、チームとして流れを変える1本の方が大切だったのだと改めて気が付きました。

当時はキツくて大変だったけど、バレーボール、やり切って本当に良かったな。

そんな風に思ったハイキューの日2018でした!

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