JTサンダースを応援しつつ、V1リーグを現地orDAZN観戦で楽しんでいるナキです♪
今季のJTは波がありつつも、やはり強い!
昨年同様、ファイナル3まで登ってきました。
今年の対戦相手は私も好きなチーム、東レアローズ。
昨日はフルセットの激闘をJTが制しましたが、果たして今日は!?
ファイナル進出をかけた熱い闘いの感想ブログです。
スターティングメンバー
☆東レアローズのスタメン
15李博→19梅野聡→20アウントゥ→2高橋健太郎→4ルジェ・アントニン→10星野秀知
リベロ:22井手智
(敬称略・サーブオーダー順)
★JTサンダーズのスタメン
4安永拓弥→3深津旭弘→16劉力賓→2小野寺太志→6トーマス・パトリック・エドガー→18山本将平
リベロ:10井上航
第1セット
昨日サーブ効果率の高かった李博選手のサーブからスタートした東レですが、1本目は井上選手がきっちりAパスを返し、劉選手がブロックアウトを狙ったスパイクで先取点。
直後は東レ・ミドル高橋選手のクイックでやり返します(トスが低くてヒヤリとしたが)。
最初にブロックポイントを上げたのはJT劉選手。アウントゥ選手をきっちり、しかも2本連続止めてみせ、4-2とします。
井上選手や山本選手のナイスレシーブがあったラリーを制し、5-2としたのは流れ的に大きかった!直後にブロックポイントも出ましたし。
エドガー選手のどんぴしゃブロックで8-4とし、最初のテクニカルタイムアウト。
TO明けは強打にサービスエースに、エドガー選手が大活躍。
11-5とリードを広げたところで東レがタイムアウト。
その後も東レはミスが続くなど突きはなされかけるも、高橋選手のブロックなどで点差を詰め始めます。
二度目のテクニカルタイムアウト時のスコアは16-11。
小野寺選手が高橋選手のクイックをシャットアウトし21-15とすると、東レが再びタイムアウトをとります。
アウントゥ選手のサービスエースや高橋選手のクイックなどピンポイントでは東レもナイスプレーがありましたが、JTは危なげなく切り返し、最後は劉選手のバックアタックで25-19。
第1セットは東レに元気がなかったような気がしましたね。
第2セット
第2セットは冒頭から競る展開で、最初のテクニカルタイムアウトは8-6で迎えます。
アウントゥ選手のサーブが走って8-8と東レが追いつき、そこから8-9と一時リードするも、安永選手のBクイックですぐ切るJT。
第1セットとは異なるり、2点差以内の攻防が続きます。
二回目のテクニカルタイムアウトは、16-15と東レの一歩リード。
16-17を17-17にした劉選手のバックアタックは、深津選手の会心のトスワークだったと思います。
さらに山本選手のサービスエースで18-17。
さあこの連続得点で流れを呼び込めるか!?
終盤にさしかかり20-18と2点差をつけたところで東レがタイムアウト。
山本選手がルジェ選手を止めて23-20としたのは大きかった!
しかし高橋選手が劉選手のバックアタックを一枚で止め23-22と詰められ、今度はJTのタイムアウト。
最後もブロックポイントで、安永選手がアウントゥ選手をシャットアウト!
25-22と接戦を制し、このセットもJTがとりました。
第3セット
第3セット冒頭も3-3と互角でしたが、アウントゥ選手のバックアタックを三枚で止めたのは大きなポイントです。
また守備で繋いでラリーを制した場面もあり、JTのムードで8-5、最初のテクニカルタイムアウトを迎えます。
TO明け、エドガー選手がアウントゥ選手をどんぴしゃブロック!
どうもこの日、東レ選手はトスが低くてスパイカーが打ちにくそうな場面が目立ちましたね。
しかし東レもみすみす流れを渡しはしません。
ラリー中、井出選手が咄嗟の判断でアンダーパスをトスとして上げ、星野選手が決め切った9点目は素晴らしかったです。
さらに次のプレー、星野選手がエドガー選手をシャットアウト!さすがキャプテン、という働きを見せ11-10と迫ります。
もちろんJTも主導権を渡すつもりなどなく。安永選手がアウントゥ選手をブロックし12-10とします。
東レはすぐさま李博選手のキレッキレCクイックで12-11としますが、その後のサーブを自らミスして点差を戻してしまいます。
そこをルジェ選手がスパイクで14-14とすると、今度は今日止められるシーンが目立ったアウントゥ選手がエドガー選手を一枚でシャットアウト!
14-15とやり返します。東レは後がないのもあり、まさに白熱の展開です。
次の1本は劉選手の二段トスがドリブルになってしまい、14-16で二回目のテクニカルタイムアウトへ。
明けてルジェ選手がスパイクを決め17-14と点差を広げると、JTがタイムアウトを要求します。
次の1本は梅野選手がアウントゥ選手の時間差を選択。これが気持ちよく決まって15-18となります。
その後のエドガー選手やアウントゥ選手の強打の打ち合いは迫力がありましたねー。
そして21点目を叩きだした星野選手の渾身のストレート!
17-21と4点差になったところでJTがタイムアウトをとりました。
リリーフサーバー久原選手のサービスエースは嬉しかった!
19-21と迫ると、すぐさま東レがタイムアウト。
次の1点が大事なこの場面、なんと劉選手がルジェ選手をシャットアウト!
星野選手、ルジェ選手のスパイクポイントで20-23とすると、李博選手がサービスエース。
最後は小野寺選手のスパイクがアウトとなり20-25。
このセットは東レアローズが取り返しました。
第4セット
序盤から終盤のような雰囲気を醸し出す第4セット。
一進一退の攻防の中、井上選手のナイスディグを深津選手が見事な二段トス。これをオーバーで上げるんだ!と感動する間もなくエドガー選手が強烈なスパイク!
という流れで制して上げた6点目は素晴らしかったです。
7-6の時は山本選手がらしくないパスミスをしてしまったのですが、それをすぐさまスパイクで取り返させた深津選手のトス回しは粋でしたね!
8-6で最初のテクニカルタイムアウト。
しかし東レはアウントゥ選手のブロックやスパイクで4連続得点、8-9と逆転されてしまいます。
エドガー選手の強打で13-13と追いつくと、その後はもう、攻守ともに技術とパワーの見せつけ合いの如くいいプレーが互いに出て、15-16と競ったままゲームは進行します。
終盤に入り李博選手がクイックにサービスエースに活躍、20-19と再びリードされタイムアウトを要求します。
エドガー選手が高橋選手に止められ19-21、2点差になると嫌な予感…は当たるもので、劉選手のスパイクがアウトに。
引きずらないでほしい…ところで、ルジェ選手のスパイクを小野寺選手がブロック!
22-23と迫ると東レがタイムアウト。
東レの24点目は、まさかのJT選手たちのお見合いでした…!心臓ヒヤッとした~。
が、何とか1本で切り23-24。
東レのミスを挟んでエドガー選手の強打で25-14と再逆転。
ラリー中の難しいトスを山本選手が決めたスパイクは素晴らしい技術だった!
これで26-25とするも、アウントゥ選手の強打で26-26。
しかし!
最後はやはりこの人、エドガー選手の力強いスパイクが東レを吹き飛ばし、28-26。
デュースをものにしたJTが3-1でこの試合に勝利!
昨年はここで敗れたJTサンダーズ、今年は雪辱を果たしファイナルへの進出を決めました!!
まとめ
まず、これほど手に汗握る試合は久しぶりに見た!
東レの粘りにも拍手です。
東レと言えばレギュラーラウンド5位からファイナル3へ登ってきたことも、本当に素晴らしい!
3位の表彰式は負けた後なので皆さん悔しい表情でしたが、ケガ人の多かった今季、ここまで来たことに誇りを持って欲しいと思います。
昨年の今ごろ、エドガー選手はケガでファイナル3に出られませんでしたが、今年は二日間に渡って大車輪の活躍でした。
VOMに選ばれたのも納得ですね。
キャプテン山本選手のインタビューではピンチで精神的にきつくなった時、コート上やタイム時のベンチで控え選手やスタッフたちと声掛けで助け合えたとおっしゃっていました。
実際に試合を観に行っても、映像でも、今季のJTは確かにチームワークが魅力だと思います。
ぜひファイナルでもそれを発揮してほしい!
パナソニック戦がとても、とても楽しみです!!