日大アメフト部の監督&学長の記者会見で驚き呆れ軽蔑したポイント

ずいぶん昔の話ですが、「体育会系」の反意語が「文化系」だと知った時は驚きました。

体育会には文化がないみたいじゃないか!と思ったのです。

実際、中学から大学までバレーボールをしていた私も、理不尽はたくさん見てきたし、経験もしています。

でも良い面ももちろんあって、そこは誇りに思っています。

ただ、日本大学アメリカンフットボール部・内田正人前監督の会見を一部始終見たところ、本当に文化とは無縁の人に見えてしまいました。

二十歳の選手があれだけの勇気と覚悟を持って反省し謝罪しているというのに、内田氏は口を開けば保身と言い訳の嵐ですからね。

これだけの問題を起こしておきながら、「知らない」「聞いていない」ばかりで、それが事実ならば監督の器じゃないのは火を見るより明らかでしょう。

体育会系の悪いところだけを詰め込んだ人間

5月23日の内田正人前監督と井上奨コーチの会見は、まあ色んな意味で醜いものでした。

良識を持った大人であれに納得できる人間がいるでしょうか?

井上コーチはかなりしどろもどろになりながらも、「彼を成長させたかった」「もっと強くしたかった」という台詞だけは常にはっきり発言していました。

優しすぎる性格をもどかしく思っていたのも伝わります。

しかし、指導方法は間違っていた。

自分が疑いもなく通ってきた道だから気付かなかったのか、体育会系パワハラ気質に麻痺していたのか。

ただ、自分が間違っていたことは何度も認めていますね。

それに対して内田監督のほうは、「知らない・見ていない・聞いていない」のオンパレード。

あたかも第三者のような顔をして、すべてをコーチと選手になすりつけて逃げる気満々なのが伝わってきて、非常に見苦しかったです。

事実、自分より立場が下のコーチがカメラに取り囲まれているのを尻目に、自分はさっさと退場。

あの行動は無言の「コーチを矢面にたたせます」宣言にしか見えませんでした。

私が学生でもコーチでも、あんな態度の監督を尊敬など到底できない。

あげくのはてには心労を言い訳に入院という逃げ道を、恥ずかしげもなく選択したわけです。

井上コーチの表情や言葉遣いからは、良心の呵責や後悔に苦しんでいる様子が垣間見えますが、内田監督からは全く見えませんでした。

恥という概念がない人の共通特徴として、責任転嫁&逆ギレをして、それがまかり通ると思っちゃってることが挙げられますよね。

そんな聞かれてもいないのに、内田前監督が「去年の4年生はよくやったのに」と今の学生にキレだした時は、日本中が呆れたのでは?

TBS「あさチャン!」の記者が内田氏に

「当該選手に責任を押し付け、その選手が勇気を振り絞って謝罪会見をすると、今度はコーチに責任を押し付け、というふうにどうしても見えています。」

と言っていたのですが、この言葉が常識とモラルを持った大人の総意ではないでしょうか。

“体育会系”という言葉のネガティブな側面をこれでもか!というほど露呈した記者会見だったと思います。

学長の会見は開くに値しなかった!その理由

そして今日の大塚吉兵衛学長の会見もまた、突っ込みどころしかないお粗末な内容でした。

例を挙げればキリがないのですが…

「学生に安心感を与えてあげたい」

⇒そのために必要なことを一切しないで何言ってんの?

「失墜した信頼を取り戻す」

⇒具体的にどうやって?マスコミや世間を黙らせておとなしくなったとして、それが信頼回復とイコールにはならないのですが?

「学生の負担にならないように」

負担を強いているのは内田氏をはじめとする無責任な指導者陣では?あるいは日大自体の対応の無責任さでは?

「メンタルやスポーツ選手のあり方について担当の指導者を付けたい」

⇒たった一回、責任逃れと言い訳に終始した会見を開いただけで「食事も喉を通らない」ような内田監督こそメンタル最弱では?それと監督・コーチはメンタルよりまず道徳を習えば?

「吉田前監督の責任問題については話をしていない」

真っ先に話すべきじゃないの?食事が喉を通るかどうかより、よっぽど重大な問題では?

ほとほと呆れたのは、監督やコーチと学生間にきちんとコミュニケーションがあったのかという質問に全く答えず、いまどきの学生のせいにしていたこと。
思わず「バカなのかな?」と独り言がもれてしまいましたわ。

学長の会見の感想はただ一言、「あなた何しに来たの?」に尽きました。

まあ学長さんの出る幕ではなく、大学の対応が問題なんだから、理事長が最初から出てくればいい話。

それにしても日大教職員組合声明も読んでいないというのは軽蔑に値する。

職員を何だと思っているんでしょうね?

過ちを犯した時にこそその人間の本性や徳が表れる

これほど頭も性格も悪い人の会見というのは「胸糞悪い」以外の何物でもないわけですが、こういう指導者って絶対ほかにも存在すると思うんですよね。

内田氏を見れば明白なように、監督とかコーチとか先生というのも間違えるんですよ。

社会経験のない子どもや学生にとって、いかに絶対的存在に見えたとしても、決してそうではない。

そもそも「判断ミス」というレベルの間違いではなく、”人として”という段階から間違っている大人もいる。

で、間違えたらきちんと謝る・相手と向き合う・自分とも向き合う(反省する)のが然るべき道だけど、それさえできない中年や老人も山ほどいる(これは体育会系に限ったことではない)。

組織の中にいるとまるで洗脳されるようにそれが当たり前になっていくけれど、良心が痛むことがあるなら自分のほうが正しいと思ってほしい。

監督や学長に引き換え、選手のなんと勇気があったことか。

悪いことをしてしまった時、それを自ら認めて謝罪するのって、個人にとってかなり苦しい・キツイことなんですよ。

にもかかわらず真正面からそれをして、学生がたった一人で全国に名前も顔も晒す覚悟。

あのタックル自体は許されない行為でも、彼は償っています。

監督やコーチ、大学はそれをしていますか?

体育会系がみんなあんなんだと思われたら、真摯に教えたり学んだりしている人たちはたまりませんよ。

アメフト部ではないけれど、私の先輩にも日大の体育会系OBがいて、「日大OBとしての誇りを傷つけられる会見」と言っていました。

選手を横暴なやり方で追い詰める指導者や、逃げたりごねたりすれば自分の思い通りになると勘違いしている老害は、体育会系からもぜひ追放されてほしいと思います。

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